もう少しパッチリしたい眼瞼下垂の症例
- HASUMI
- 16 時間前
- 読了時間: 4分

今回は目頭切開手術を併用した重瞼形成+挙筋短縮手術をされた、40代の男性患者様の治療についてご紹介します。患者様の承諾を得て写真を掲載しております。ご協力誠にありがとうございました!
目頭の突っ張りが強く、眼を開きづらい眼瞼下垂症の症例
もう少しぱっちり開くようになったらな、と当院にご来院されました。見た目の改善が主訴ですと自由診療になりますが、確かに眼瞼下垂の診断基準を満たしており、目頭の逆まつ毛がありますので保険適応での手術を行うことになりました。

手術は2回にわけて行います。
1回目は目頭切開手術です。最近の私の中での流行はスキンリドレーピング法です。傷跡の目立ちが少ないのが特徴です。目頭の突っ張りを解除することで眼も開けやすくなる効果が期待できます。

目頭切開手術の翌日です。
もうすでに開けやすさを感じていただいており、視界良好です!
7日後の抜糸時に、2回目の手術「重瞼形成+挙筋短縮」を行いました。

手術翌日です。手術後48時間はとにかく冷やす!が腫れを少なくきれいに治す秘訣です。また、お酒を飲むことや湯船に浸かるようなことは血流を良くしてしまい、腫れやすくなりますので控えてください。
3日目以降は特に行動制限はなく、冷やすのも辞めてOKです。

1週間後、抜糸のために来院された時には腫れや血腫も少なく、かなりきれいになっていました。目は開けやすくなり、視界が広くなった!と喜んで頂けて安心しました。

1ヶ月後、あまりお顔の印象が変わらずに自然にぱっちりしています。
これが眼瞼下垂手術の大きなポイントです。保険診療で行う眼瞼下垂はなるべく元の形を変えずに行うのが私の方針です。顔を大きく変えてしまうような手術は美容整形手術だからです。
御本人も満足されており、経過良好のためフォロー終了となりました。お写真のご協力、誠にありがとうございました!
自然な形でもうすこし視界が広くなったらいいな…そんなお悩みはぜひ元町マリン眼科へ。
下垂相談カウンセリングで気になる点をお聞かせ下さい。
お一人お一人にぴったりな術式をご提案いたします。
元町マリン眼科の日帰り眼瞼下垂手術
元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。
瞼が下がって視界が狭い。
上の方や横の方が見にくい。
テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。
おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。
睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。
などが代表的な症状です。眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。
眼瞼下垂手術について
手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。
また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。
初診料と合わせて6~7千円程度かかります。手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。
ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。
内出血は2週間程度で徐々に軽快します。
1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。
リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。
眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。
保険適応の診断基準を満たさない症例、美容整形などの他院修正についてはご希望があれば自費での手術も行っております。
自費の料金表は公開準備中です。
この記事の執筆者

元町マリン眼科
院長 蓮見由紀子
所属学会・認定医
医学博士
日本眼科学会認定専門医
横浜市立大学附属病院非常勤講師
