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1日も早くやって欲しい逆まつ毛の手術

執筆者の写真: HASUMI
HASUMI
13 時間前
読了時間: 4分

今回は、加齢によるたるみで逆まつ毛になった80代女性の症例を、埋没法で治療した症例のご紹介です。(困っている方の役に立ちたいと、御本人の承諾を得てお写真を掲載しております。写真のご協力ありがとうございました!)



10年前から逆まつ毛の症状



眼瞼内反症のフローレス写真
眼瞼内反症のフローレス写真

10年ほど前から、右眼の逆まつ毛の症状が進行しており、他院で抜去を行っていた症例です。右の下瞼がめくれ込み、睫毛が黒目と白目を刺激して、涙が絶えず流れ、目やにと充血がずっと続いています。

抜いてもまた生えてくるので、しょっちゅう眼科に行って抜かなくてはならず、今回根治手術を希望されて当院を紹介受診されました。原因が逆まつ毛とわかっている方は良いのですが、原因がわからずお困りの方も結構いらっしゃいます。



加齢による逆まつ毛の原因は、瞼のたるみです。瞼は吊り橋に例えられます。吊り橋は、ピンと張っていればグラグラしませんが、横方向に弛みがあるとグラグラします。瞼の組織が厚い日本人では内側に倒れやすくこの方のように内側に倒れて眼瞼内反症(加齢性の逆まつ毛)となります。


最近、埋没法でも高い確率で改善できる

手術方法があるとのことで、今回はその埋没法を選択いたしました。


術後の翌日の写真です。

まつ毛はしっかり外を向いており、もうチクチクすることはなくなったと晴れやかな顔で受診されました。内出血や腫れもほとんど見られません。「抜糸は?」とおっしゃるので、埋没なので抜糸はありませんよ、とお伝えしたところ、「抜糸は痛いかと思っていたのでなくて良かった!もっと早く手術やればよかったです!」と大変喜んでいただけました。



逆まつ毛に対する埋没手術の1週間後
逆まつ毛に対する埋没手術の1週間後

埋没法による逆まつ毛手術のメリット・デメリット



埋没法は、瞼の中に細い糸を入れて、ぎゅっと引き締めることで瞼の近くに食い込みを作り、瞼の向きを整える手術です。上まぶたの埋没法は二重を作る手術として一般的ですね。

エクボのように食い込んでいるところに針で穴を開け、瞼の裏~表に糸を通して行っています。切開しないので出血はミニマムで、術後のダウンタイムは軽度ですが、全くないわけではありません。抗凝固薬を中止しなくても手術できることは、高齢者に多いこの病気の治療としてメリットですね。





今回は、加齢による逆まつ毛(眼瞼内反症)に対する埋没法の解説でした。逆まつ毛は生活にとても影響を来すご病気で、自然治癒はほぼありませんので、気になる方はお早めに眼科に相談しましょう。



逆まつ毛手術について


最近ブログの更新ができておらず、楽しみにしてくださっている方には申し訳ございません。いいね!やフォローで励まされます。ブログを応援して下さる方は是非いいね!をよろしくお願い申し上げます。



元町マリン眼科では逆さまつ毛や眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。


逆まつ毛は以下のような症状を引き起こします。


  • 常に睫毛が入ってチクチクする

  • 充血や目やにが改善しない

  • 瞼が入り、異物感が常にある

  • 目が霞んで見づらい

  • 睫毛が良く入るので、頬を手で引っ張るくせがある


などが代表的な症状です。

逆まつ毛でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。


逆さまつ毛手術について 手術の費用:3割負担で片眼で6000円~18000円(術式により違いあり)です。両眼はその倍です。 また、初診時に感染症チェックのための採血を行います。初診料と合わせて4、5千円程度かかります。


手術時間は片眼で15~30分程度で、局所麻酔下に行います。


ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。必要であれば1週間後に抜糸を行います。内出血は2週間程度で徐々に軽快します。1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。


リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。



この記事の執筆者







元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子



所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)







 
 
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