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眼の周りのプツプツ(稗粒腫)を予防するセルフケア

更新日:2022年12月13日

こんばんは。元町マリン眼科、院長の蓮見です。


稗粒腫(はいりゅうしゅ)の動画をアップしてから稗粒腫をとりたいというお問い合わせが増えました。


こんなにたくさんの方が稗粒腫に悩んでいるんだ、と改めて実感。


また、実際にたくさんの患者様を処置して、稗粒腫にも深さや大きさ、中身の性状などがいろいろ異なることも改めて知りました。

通常は薄い皮膚の下に、丸いツルっとした白~黄色の角質が入っていることが多いのですが、たまに柔らかめのにゅるにゅるとしたワックスのようなものやら、白い液体のようなものまで…

場所も目の周りだけでなく、顔全体、おでこに集中的にできる人、など。

稗粒腫、奥が深い…。


ところで、出来てしまったら針を刺して取るなどしないと、なかなか取れないと前回の記事に書きました。

沢山できやすい体質の方はいるようです。

また、できやすい体質でなくても、特定の行為をすることで、できやすくなってしまう事もあるようです。


例えば、日焼け。

油分の多いクリームなどを使う。

あと、やけどや傷ができた後などにできることもあります。


と言う事は、こういった行為を避けることで、稗粒腫ができるのを予防できると言う事ですね!


さらに、以下のようなことを試すと良いでしょう。


  • 正しいスキンケア…洗顔は石鹸をよく泡立てて擦らずにクルクルと泡で汚れを浮かせるように行う。


  • 保湿はライトなものを…油分の多いクリームやワセリンなどは使わずにさっぱりした使用感の化粧水や乳液を使う。


  • ピーリングを行う…ピーリングは肌の余分な角質を落とし、肌の代謝を促します。当院ではマッサージピールとサリチル酸マクロゴールピーリングが受けられます。


  • スチーマーや温パックをする…あたためることにより、毛穴を開き、角質や汚れを排出させます。


  • 日焼けを避ける…紫外線は肌にダメージを与えます。紫外線が多い時期は適切な日焼け止めを使用しましょう。





稗粒腫は保険診療で摘除できます。



稗粒腫かどうかは診察をしてみないとわかりません。そのため初診時はカウンセリングのみとさせていただいています。

稗粒腫と間違えやすい目の周りのぶつぶつにはいろいろなものがあります。

いぼや汗管腫の切除は自費となります。


汗管腫はこちら


いぼ(脂漏性角化症)はこちら


眼瞼黄色腫というのもあります。詳細はこちら


青年性疣贅というイボのこともあります。詳細はこちら


皆さんも目の周りのプツプツに困ったら元町マリン眼科へご相談ください!



この記事の執筆者


元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子

所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)






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