ぼやけ、疲れ目は実は乱視のせい?乱視用コンタクトレンズで快適な視界を
- HASUMI
- 3 日前
- 読了時間: 4分
「なんだか視界がぼやける」「目が疲れやすい」「頭痛がする」…もしあなたがそう感じているなら、それは「乱視」が原因かもしれません。
乱視ってどんな状態?なぜ矯正が大切なの?
乱視とは、目のレンズの役割を果たす「角膜」や「水晶体」の形が、きれいな球体ではなく、ラグビーボールのように歪んでいる状態のことです。この歪みがあると、光が網膜の一点にきちんと焦点を結べず、物がぼやけたり、二重に見えたりします。

乱視をきちんと矯正しないと、常に無理して物を見ようとするため、目の疲れ、肩こり、頭痛などの不調につながることがあります。また、視界がぼやけたままだと、日常生活の質が低下したり、学業や仕事の効率にも影響が出たりすることも。
だからこそ、乱視を正しく矯正することは、快適な視界と健康な毎日を送るためにとても大切なのです。
日本では乱視用コンタクトレンズが使われにくい?その理由とは
実は、日本人の乱視の有病率は成人の5~6割と言われています。これは世界的に見てもやや高い割合です。
しかし、驚くことに、日本で新しく処方されるソフトコンタクトレンズのうち、乱視用レンズが占める割合はわずか約1割に過ぎません。世界では平均で2.5~3割、欧米では3~4割もの方が乱視用レンズを使っているのと比べると、かなり低いのが現状です。
なぜこのようなギャップがあるのでしょうか?主な理由として、以下のような点が考えられます。
「乱視」の認知度不足: ご自身が乱視であることに気づいていない方や、乱視用レンズの存在を知らない方が少なくありません。また、乱視があるとハードコンタクトレンズしか選択できないと思っている方も多いかもしれません。最近の乱視用のソフトコンタクトレンズは軸も度数も豊富になってきました。
「フィッティングが難しい」という誤解: 一部の眼科医の中には、乱視用レンズの処方は複雑で時間がかかると考えている方もいらっしゃいます。確かに、乱視の軸ズレ(レンズが目の中で回転すること)を起こすとかえって見にくくなったり、乱視の軸や度数が限られている、といった問題があります。しかし、最近の乱視用ソフトコンタクトレンズは技術が進歩し、以前よりも格段にフィッティングしやすくなっています。
製品の選択肢の少なさ: かつては日本で手に入る乱視用レンズの種類が限られていたことも、普及が進まなかった一因です。
「とりあえず見えるから」という妥協: 乱視があっても、とりあえず見えるからと、乱視を矯正しない通常のレンズやメガネで済ませてしまう方もいらっしゃいます。
これらの要因が絡み合い、日本では「乱視があるのに、きちんと矯正されていない」という状況が生まれてしまっているのです。
元町マリン眼科では、乱視用レンズを積極的に処方しています!
元町マリン眼科では、患者様の快適な視界と目の健康を第一に考え、乱視の矯正に力を入れています。乱視用のトーリックレンズも複数銘柄ご用意しております。
当院で新しくコンタクトレンズを処方する方のうち、約半分の方が乱視用レンズを選ばれています。これは、日本の平均的な処方率を大きく上回る数字です。
私たちは、最新の乱視用レンズの知識と豊富な経験を活かし、一人ひとりの目の状態に合わせた最適なレンズをご提案しています。
「乱視だからコンタクトは無理だと思っていた」「今のコンタクトで本当に合っているのか不安」と感じている方も、是非一度ご相談ください。患者様お一人お一人に合わせた丁寧なフィッテイングで快適な見え方のレンズ選択のお手伝いをさせていただきます。
目のぼやけや疲れ目に悩まされている方は、お気軽に元町マリン眼科までお越しください。