今回は、7月上旬に瞼が腫れてきて、手術を希望されて他院から紹介で受診された患者様のご紹介です。霰粒腫の摘出手術の啓蒙活動をしているので写真を使わせてください、とお願いしたところ、快諾していただいたので写真を使わせていただいております。もし、あなたが霰粒腫をなかなか切ってもらうところが無くてお困りなら、元町マリン眼科で霰粒腫の切開手術に対応しています。
このように周りが赤くなっていて、頂点に黄色い膿が透けて見えるものは、皮膚に近いところにできている霰粒腫です。このような場合は、放置で皮膚はいずれ破けるか、皮膚を切開して治すしかありません。
皮膚を切らないと治らないとお話しし、最悪二重の線が乱れる可能性もあるとお伝えしましたが、手術をご希望されました。睫毛の生え際の近くを切りましたがそんなに痕は残りませんでした。
正面視してもらった写真です。翌日は内出血と腫れが結構ありますが、10日もすれば大分良くなります。中身はコロッと出るわけではないですので、内容物を減らして、吸収にかかる時間を減らす効果があります。
大きな霰粒腫は吸収されるのに、かなり時間がかかる事があります。人によっては年単位(実際にいました)、または多発して瞼全体が霰粒腫だらけになる方もいます。
霰粒腫の原因は瞼の中にあるマイボーム腺という油を作っている管が詰まることです。1個詰まれば隣も圧迫されて詰まりますので多発しやすくなるのです。予防かつ保存的治療としては瞼を温めて、油を溶かし出すことが推奨されます。
元町マリン眼科では、霰粒腫摘出術を行っております。場合によっては即日対応も可能です。即日手術をご希望の場合は対応できるお時間帯にご案内いたしますのでお電話でのご予約をお願い申し上げます。
または後日手術のご予約を取っていただきます。
手術は局所麻酔で行い、5~10分で終わります。当日は飲酒や長風呂は控えていただきます。大きいものや縫合した場合は翌日受診していただきます。
高齢者の霰粒腫は悪性の可能性がまれにありますので病理検査も行います。
費用:初診料含め3000円~縫合が必要な場合は6000円(保険診療)
リスク:出血、腫脹、痛み、再燃、まれに瘢痕形成や薬剤アレルギーなど
霰粒腫を切るか切らないか迷っている方は以前のコラムもご参照ください。
チャットGPTに霰粒腫の摘出手術の啓蒙活動するにはどうしたら良いか、と聞いたら、ブログやSNSで発信すること、YouTubeに動画を載せること、地域のイベントや地元のラジオでお話しすること、などを提案されました。なので、しつこいようですが霰粒腫の記事をまた書いてみました。切りたいわけではないのですが、切ってもらえなくて困っている人が多い印象なので、困っていればぜひ相談に来てください。
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