こんにちは。院長の蓮見です。
鏡で見ている自分の顔は、普段他の人から見る自分の顔と違うのかもしれません。
仕事や何かに熱中している時、人から
「どうしたの？難しい顔して」
とか
「どこか痛いの？」
などと心配されてしまうあなた。
知らない間に眉間にしわを寄せてしまっているんです。
顔には表情筋という筋肉が沢山あり、それにより笑っている顔や怒っている顔になるのですが、年齢とともに表情筋の癖も強くなってきます。無意識のうちに力が入ってしまい、いずれは深い皺となってしまうのです。
このような眉間の縦じわは、眉を中央に寄せる皺眉筋（すうびきん）の働きが強いためです。ちょっと気難しい人に見られてしまいますよね。
私も最近ぎっくり腰で痛みがストレスなのか、眉間の皺が目立ってきたので他の先生に打ってもらいました！今回は3か所6単位でしたが、通常は5か所10単位くらい打ちます。
ボトックス注射は痛いイメージがあるかもしれませんが、当院では麻酔クリームを塗って、よく冷やしてから注射をします。針は極細の30Gを使用します。
眉間のところは大きな皺はもちろんですが、細かい凸凹もなくなります。うぶげの立毛筋（毛穴の筋肉）も弛緩するためです。おでこも打てばツルツルのおでこになります。
ボトックス注射後は2~3日後から力が入りにくくなり、2週間目で効果はピークになります。その後は徐々に効果が薄れ、3ヶ月から半年くらいで元の状態に戻ります。
主な副作用は、内出血、疼痛、まれに眼瞼下垂（瞼を持ち上げる筋肉に広がってしまうと）などがあります。
最近元町マリン眼科でもボトックスデビューした方が増えているのですが、2週間後にはみなさん、口を揃えたように「もっと早くやればよかった。思ってたよりいいです！！」とおっしゃいます。海外では、一度やったら良すぎてやめられなくなるのがボトックス注射だそうです。
ある患者さんは、
「ボトックス打ってから、頭痛が改善した。きっと寝ている間にも前頭部にすごい力が入っていて、それがとれたのでこめかみ付近の痛みが取れて楽になった。今までヘッドスパなどに通ったりしていたのに、その必要がなくなって、結果コストパフォーマンスが良かった」とおっしゃっていました。
元町マリン眼科では、アラガン社の「ボトックスビスタ®注用50単位」を使用しています。ボトックスビスタ🄬は日本で唯一製造販売承認を取得しているA型ボツリヌス毒素製剤です。
ボツリヌス毒素であれば同じでしょ、と思うかもしれませんが、ボトックスは注射の仕方次第で効果は全然違います。濃度や純度が一定でないといつも同じ効果が得られるとは限りません。
アラガン社のボトックスビスタは、眼瞼痙攣などの治療に使用される医療用のボトックスと同じ製法で作られているので品質が保証されています。
ボトックスビスタ🄬を使用した表情筋のしわ改善注射は1単位2,200円~です。部位により必要単位は異なります。
主な部位の必要単位数は以下の通りです。
眉間…5点打ち10単位（22000円）
おでこ…3点打ち6単位（13200円）
目尻…両眼で6点打ち12単位（26400円）
眉間やおでこの皺が気になっている方、元町マリン眼科でボトックスデビューしませんか？
目尻の皺に対するボトックス注射の効果について、施注例をご紹介しています。
この記事の執筆者
元町マリン眼科
院長 蓮見由紀子
所属学会・認定医
医学博士
日本眼科学会認定専門医
横浜市立大学附属病院非常勤講師（ぶどう膜専門外来）