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  • 執筆者の写真HASUMI

テニスボーイと眼瞼下垂手術

更新日:2023年2月20日

本日は強度近視で長年ハードコンタクトを使用していた眼瞼下垂症に対して、挙筋腱膜前転術を行った症例のご紹介です。



眼瞼下垂手術を受けられた患者さまのご紹介


今回の患者様は、テニスとゴルフが趣味だという、とてもアクティブに過ごされている方です。半年以上前に手術をしたのですが、その後の反響がすごく、彼のようになりたいと何人も手術をご希望の方がいらっしゃったイケGの方です。*ご本人の承諾を得てお写真を掲載させて頂いております。ご協力ありがとうございました!





腱膜性眼瞼下垂


左右差のある腱膜性眼瞼下垂でハードコンタクトレンズの典型例といっていいと思います。挙筋短縮術の適応です。皮膚も余っていますので余剰皮膚切除も多少は行った方がいいでしょう。



二重は何重にもなっていましたので、下の線から上の線くらいまでの皮膚を切除して、挙筋短縮を両眼行いました。



術後1週間目の抜糸の時のお写真です。眼がパッチリして角膜反射もあります。下垂がひどかった方の右眼はまだ結構腫れていますね。





1か月後には大分腫れも落ち着き、ゴルフボールも良く見えるとの事。周りからは好評で、「若くなった」や「何をしたの?」と色々聞かれ、モテモテのご様子。




4か月後のご様子です。この頃は夏でしたので、テニスで大分日に焼けていらっしゃったのですね。周りの人にも勧めたい、との言葉通り、たくさんご紹介の方がいらっしゃいました。これからも、テニスにゴルフにますますご活躍下さいね!



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眼瞼下垂についてお気軽にご相談ください


元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。 眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。

  • 瞼が下がって視界が狭い。

  • 上の方や横の方が見にくい。

  • テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。

  • おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。

  • 睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。

などが代表的な症状です。 眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。



眼瞼下垂手術について

手術の費用

3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。 また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6~7千円程度かかります。


手術時間

両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。


ダウンタイム

2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は2週間程度で徐々に軽快します。1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。


考えられるリスク

出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。



この記事の執筆者


元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子

所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)

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