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チクチク痛い、逆さ睫毛の治療


こんばんは、院長の蓮見です。



まつ毛は何のために生えているのか、皆さんは考えたことありますか?マスカラを塗ったりエクステをつけて眼を大きく見せるため?

睫毛の働きは主には眼の際に密生して生えて、眼に異物が入ったりするのを防ぐ働きがあるのです。








うちのワンちゃんです。睫毛がチャームポイントなんですが、伸ばすとどこまでも伸びます。









睫毛が正常な向きに生えていれば、その機能を果たし、眼を守ってくれる睫毛。しかし時に目の内側に向かって刺さるように生えることがあります。そうなると、眼にはチクチクとした刺激になり、時には黒目(角膜)を傷つけてしまいます。


逆さ睫毛は大きく分けて、数本が生える向きを間違って生える、「睫毛乱生」と、上まぶたや下まぶたの瞼全体の向きが内側を向いてしまう、「睫毛内反」という病気があります。



  • 睫毛乱生の治療

睫毛乱生は、ポツンと1本~数本、内向きに生えている睫毛で、抜くとしばらくはゴロゴロしなくなりますが、抜いてもまた生えてくるので生えてくるとゴロゴロします。

加齢とともに患者さんが増えていくので、加齢で毛根がおかしくなったか、ものもらいの後などにおかしな方向に生えるようになってしまったなどが考えられます。

根治療法的には、手術的に毛根ごと引っこ抜くか、毛根に電極を流して毛根を破壊する睫毛根電気分解という方法があります。


わきやヒゲなども、針で1本1本毛根を焼いていく、針脱毛という方法がありますが、それと同じことを行うわけです。


麻酔なしでは当然痛いので、針で局所麻酔をしてから、顕微鏡下で毛根に沿って、睫毛と同じくらいの細さの電極を差し込み、通電します。うまく毛根を破壊できると睫毛が浮き上がるポップアップ現象がみられます。

毛根には熱が発生するので毛根は火傷している状態となります。抗菌剤の軟膏を数日塗布して傷を治します。


わきやヒゲと同じように、睫毛にも毛周期というのがあり、休止期の睫毛は焼けませんので、全ての睫毛乱生を生えなくするには数回の治療が必要となります。



  • 睫毛内反の治療

睫毛内反には、生まれつきの睫毛内反と、加齢とともに内反してくる睫毛内反があります。


生まれつきの睫毛内反

日本人やアジア人は蒙古襞というのがあり、目頭の皮が余っていて、そのツッパリのせいで睫毛が内向きに生えてしまう睫毛内反が、お子さんには多くみられます。

お子さんは顔が短いので、成長にともない顔が長くなれば睫毛内反は改善することもありますが、中には大人になっても改善しないことがあります。

その場合はまつ毛の向きを変える手術をすることになります。



加齢とともに起こる睫毛内反

年齢とともに、皮膚がたるみやすい人に起こることがあります。上まぶたにも下まぶたにも起こり得ます。上まぶたがたるんで、その重みで睫毛が内側を向いて、刺さりやすくなったり、睫毛がすだれの様に視界の邪魔になることがあります。その場合はたるんだ皮膚を縫い縮めて、睫毛の向きを改善するようにしっかりと二重を作る必要があります。

下まぶたがたるんでくると、それはたわんだつり橋のように前後にぐらぐらします。外側に倒れれば眼瞼外反ですし、内側に倒れれば眼瞼内反です。その治療は、たるみを水平方向に引き締めることと、内側に引き込まれないように睫毛の向きをしっかり固定することです。


しかし、加齢は手術後も進行していくので、また皮膚がたるんだり、組織が緩んだりすると再発することもあります。



元町マリン眼科は、これらの処置や手術に局所麻酔で対応しています。逆さ睫毛でお困りの方は、当院までご相談ください。


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