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おすすめ!術前術後のヒーライト

  • 執筆者の写真: HASUMI
    HASUMI
  • 8月31日
  • 読了時間: 4分

今回のブログは、眼瞼下垂手術の前後にヒーライト照射(自由診療です)を行っていただいた方の経過が良かったのでご報告いたします。※御本人の承諾を得て写真を掲載させていただいております。ご協力ありがとうございました!


ヒーライトとは?


2025年の年明けに導入したヒーライトですが、美肌効果はもちろんのこと、術後の傷の回復に効果があるとのことでじわじわと人気が高まっております。ヒーライトは、世界初の波長590nmと830nmの2波長搭載の医療用LED機器です。 2波長の連続照射により表皮から皮下組織、筋膜までのエイジングケアが期待できます。 顔のたるみや小皺、ニキビなどに悩んでいる患者様に最適な治療です。痛みやダウンタイムなく、肌へ照射するだけで光エネルギーが細胞を活性化させ、創傷治癒促進によるダウンタイムの軽減、血流やリンパの流れを促進しむくみを早く改善します。

更に当院の器械は415nmの青色光も搭載しており、ニキビ菌の殺菌効果も期待できます。ヒーライトについて詳しくは過去のブログもご覧ください。


片側の眼瞼下垂にお悩みの患者様


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今回は30代女性で、向かって右側の左眼が夕方になると下がって来るというお悩みで受診されました。もともとは左右差のない二重であったが、左は重瞼線が乱れています。下垂の程度は軽度ですが、腱膜の緩みで開閉もし難いと、自覚症状が強いため切開手術を行うことにしました。


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ミューラー筋タッキングでも良かったかもしれませんが、二重の線が乱れていたのでこの際しっかり二重を作ったほうが良いと考え二重切開+挙筋腱膜前転+重瞼形成を行いました。当日は術前のヒーライトのプレトリートメントも受けていただきました。


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抜糸のときもヒーライトを受けて下さいました。片眼の手術なので1週間後だと、まだ結構腫れていることがわかりますね。両目の手術の場合、同じくらい腫れており、翌日~2.3日の腫れがすごいので1週間後には大分ひいた実感があることが多いのです。


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1ヶ月後にはすっかり症状が改善し、夕方のしんどさがなくなったとのことでした。左右差もなくなってとても満足ですと喜んでいただけました。ヒーライト照射で術後の経過も良かったとの自覚もあるようです。切開手術ではどうしてもダウンタイムが心配になると思いますが、このような良い経過の症例もあることから、術前後のヒーライト併用をもっとお勧めしても良いのかなと思いました。


1ヶ月後にすでに大分完成形ですが、次回の経過観察もお待ちしております!お写真のご協力ありがとうございました。


最近忙しく、ブログの更新が滞っておりますが、楽しみにしてくださっている方には申し訳ございません。いいね!やフォローで励まされ、ブログの執筆が進みますのでブログを応援して下さる方は是非いいね!をよろしくお願い申し上げます。



元町マリン眼科では、眼瞼下垂の日帰り手術を行っています。眼瞼下垂手術は下垂による症状があり、診断基準を満たせば保険適応での手術が可能です。

  • 瞼が下がって視界が狭い。

  • 上の方や横の方が見にくい。

  • テレビや本を見ていると瞼がつぶれてくるので手で持ち上げている。

  • おでこや頭に力が入って頭痛や肩こりが取れない。

  • 睫毛が被さって見にくい、あるいは睫毛が良く入る。

などが代表的な症状です。眼瞼下垂でお困りの方は、元町マリン眼科へご相談ください。眼瞼下垂手術について手術の費用:3割負担で両眼で50000円前後、1割、2割負担の方は自己負担上限金額です。また、眼瞼下垂を伴う全身疾患が疑われる場合は初診時に採血を行います。初診料と合わせて6~7千円程度かかります。手術時間は両眼で1時間程度で、局所麻酔下に行います。ダウンタイム:2~3日はかなりまぶたが腫れます。1週間後に抜糸を行います。内出血は2週間程度で徐々に軽快します。1ヶ月位は朝むくんだり、まぶたが赤いなどの症状が見られることがあります。傷の赤みは半年くらいで徐々に改善していきます。 リスク:出血、痛み、低矯正、再発、創感染、薬剤アレルギーなど、ごくまれに瘢痕形成。


この記事の執筆者


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元町マリン眼科

院長 蓮見由紀子

所属学会・認定医

医学博士

日本眼科学会認定専門医

横浜市立大学附属病院非常勤講師(ぶどう膜専門外来)







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