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執筆者の写真HASUMI

化粧品でよくなるシワと効かないシワ

更新日:10月17日

10月は火曜日水曜日がカウンセリング無料※


8月の開院4周年記念イベントが好評だったので、今月も曜日限定で無料カウンセリングを行っております。

10月は火曜日と水曜日が無料カウンセリング対象です(※当日施術の方、及び施術をご予約の方限定)。この機会に肌診断機による肌診断を受けてみませんか?




先日カウンセリングを受けていただいた方は、眉間のシワでお困りだったのですが、お若い方で、まだボトックス注射には抵抗があるようで、何かシワが改善する化粧品はありませんか?と質問されました。

確かにシワに効く化粧品はあるのですが、シワには種類があり、化粧品が効くシワと効かないシワがあるのです。


シワの種類を大きく分けると、加齢や皮膚の老化による小じわ、と表情筋によるシワ、に分けられます。


加齢や皮膚の老化による小じわ


年齢とともに、肌はハリを失い、皮下の支持組織が緩んでくると毛穴がたるんで目立つようになります。このようなシワは表情に関係なく常にあります。


  • 肌の弾力の低下: コラーゲンやエラスチンといった肌の構造を支える成分が加齢とともに減少し、肌の弾力が失われることでシワが形成されます。

  • 乾燥: 水分不足によって肌が乾燥すると、表皮に小さなシワができやすくなります。乾燥によるシワは浅く、保湿ケアで改善することもあります。

  • 紫外線ダメージ: 長期的な紫外線の影響で、皮膚の真皮層がダメージを受け、コラーゲンやエラスチンの劣化を加速させ、シワを深くします。これを「光老化」と呼びます。

  • 皮脂の減少: 年齢を重ねると皮脂分泌が低下し、肌のバリア機能が弱まるため、乾燥とシワが増える傾向があります。


対策や治療


これらの小じわには以下のような化粧品が有効です。つまり化粧品で改善しうるシワはこちらのタイプです。

  • ヒアルロン酸、セラミド配合などの製品による保湿ケア

  • レチノール、幹細胞培養上清やEGF(成長因子)を含むエイジングケア製品

  • 日焼け止めを毎日使用し、紫外線対策を徹底


などにより改善が期待できます。IPLやレーザーなどの機械施術との組み合わせもおすすめです。






表情筋によるシワ


表情筋によるシワは、笑ったり、眉をひそめたりといった繰り返される表情によって筋肉が収縮し、皮膚にシワが刻まれるものです。初めは表情を作った時だけ現れますが、同じところに繰り返し収縮を繰り返すことにより、形状記憶の如くに皮膚が記憶するようになり、表情を作らなくてもシワが残るようになります。残念ながらこちらのタイプのシワには有効な化粧品はありません。ボトックスが貼り薬になったら最高ですけどね笑


  • 笑いじわ: 笑った時に目尻や口元にできるシワ。

  • 眉間のシワ: 繰り返し眉をひそめることで眉間にできる縦のシワ。

  • 額のシワ: 驚いた時や目を見開いた時に額に横にできるシワ。眼瞼下垂の方にもよく見られます


対策や治療


  • ボトックス注射: 表情筋の動きを弱め、シワの形成を防ぐ。特に額や眉間のシワ、目尻のシワに有効です。

  • 筋肉の動きを意識した生活: 表情を過度に作らないように意識することや、リラクゼーションによるストレス管理が有効です。






どちらのタイプのシワも、予防やケアが重要です。

また、上記のどちらでもないほうれい線や目の下のゴルゴライン、マリオネットラインなどは皮下脂肪の萎縮や支持組織の破綻によって起こるシワです。ハイフやサーマクールなどのたるみの治療をこまめに受けることでひどくなるのを予防しますが、たるみのひどい症例では糸リフトやフェイスリフト手術が必要になります。


元町マリン眼科・美容皮膚科では肌診断機による肌カウンセリングを行っており、ドクターズコスメのご紹介も可能です。お化粧品のお求めだけでもお気軽にご相談下さい!






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